Windows ヘビーユーザー向けアイテム「PowerToys」でカスタマイズしよう！
Windowsはヘビーユーザーになればなるほど、すごくかゆいところに手が届かない場合が多いです。
そんなヘビーユーザーのためにMicrosoftが用意したWindows10をカスタマイズするツールが「PowerToys」です。
PowerToysにはいくつかの機能があり、それらをショートカットキーや右クリックメニューで利用できます。
そんなPowerToysの機能をいくつか紹介しますので、「これは便利だ！」と思われた方！是非インストールして便利さを実感してみてください。
Awake
パソコンを起動したままにできる機能です。
電源管理まで行かなくても無期限や一時的に起動したままにできます。
パソコンがスリープになることを無効にできるため作業やプレゼンをしていたりというときに便利です。
設定画面でオンオフできるため、かんたんに元の電源設定にも戻せます。
カラーピッカー
Winキー＋Shiftキー＋Cキー
カラーピッカーを起動するとマウスポインターがある場所の色情報が表示されます。
さらにクリックするとエディターが表示され「HEX」「RGB」といった情報をコピーしたり、選択した色の履歴を表示したり、その色を微調整して他の色に変更したりもできます。
Fancy Zones
Winキー＋Shiftキー＋＠キー
様々なウィンドウの配置やレイアウトを作成して、ウィンドウをすばやく配置できる機能です。
ゾーンエディターでゾーン（枠）を選択しておき、Shiftキーを押しながらウィンドウをドラッグするとゾーンが表示されて配置できます。
ゾーンはカスタマイズも可能なため、自分の好きな配置にすることもできます。
Image Resizer
その名の通り画像のサイズを変更する機能です。
画像を右クリックして「画像のサイズ変更」をクリックするとどの大きさに変更するかの選択肢が表示されます。
そのサイズも設定画面で自由に変更できるため、よく利用するサイズを登録しておき、複数画像を一括でサイズ変更可能です。
Keyboard Manager
キーボードのキーを再割り当てしたり、独自のショートカットキーを作成できます。
再割当てとは、例えば「A」のキーを「D」に変更したりということです。
あまり用途が思いつきませんが・・・
PowerRename
多数のファイルのファイル名を一括で変更します。
通常はファイル名のあとに「（1）」とつけるだけでしたが、文字列を置き換えるようにして変更可能なため一部のみを一括で変更できます。
画像を右クリックして「PowerRename」をクリックするとメニュー画面が表示され、置換ができます。
PowerToys Run
Altキー＋Spaceキー
アプリを検索して素早く起動できます。
検索だけでなく計算したりファイルを検索したり特定の設定画面を表示したりもできます。
Shortcut Guide
Winキー＋Shiftキー＋/キー
Winキーのショートカット一覧を表示します。
PowerToysはまだまだ開発途中のアプリで、英語表記が多いですが、皆さんにとっても役に立つ機能があると思います。
また、上記のショートカットキーもカスタマイズ可能ですし、全体の設定画面でそれぞれの機能をオフにもできます。
面白そうな機能だと思ったら是非試してみてください。
| 全体的な解説 | https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/ |
| インストール | https://github.com/microsoft/PowerToys/releases/tag/v0.41.4 |
※ 2021年8月4日時点ではWiindows 10 1903以上でないと動作しません。
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