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WindowsPCがAIによって進化!新たな可能性を紹介!

こんにちは、記事を読んでいただきありがとうございます。私は、ブログの下部の「この記事を書いた人」にも書いてある通り、社内でシステムを担当しています。そのため、AI技術について触れる機会があるのですが、AIの進化が驚くべき速さで起きており、それが私の働き方にも大きな影響を与えている事を実感する日々です。仕事としてプログラミングする機会も多いのですが、全く知らない言語や技術についても、ChatGPTというAIサービスに質問すれば教えてくれます。1年前までは考えられなかったのですが、今ではAIのおかげで知らない事でもスムーズに業務が進められるようになりました。
そんなAIの力を借りて、Windowsはこれからさらに進化を遂げていくでしょう。今回は、その具体的な進化の様子と、これから何が起きるのかについてご紹介させていただきます!

Windows Copilotについて

前回の記事では、マイクロソフト社が開発中の新機能「Windows Copilot」について詳しくご紹介しました。これは、AI技術を活用してWindowsの操作をサポートする画期的な機能です。音量や画面の明るさの調整、メールの送信、PDFの要約、音楽の再生など、様々な操作をWindowsに搭載されたAIがサポートしてくれる機能です。また、冒頭で触れたChatGPTと同じように、何かについて質問をすれば答えてくれます。

その「Windows Copilot」ですが7月にテストが開始され、現在も順調に進行中です。予定では11月に一般のWindowsパソコンにもリリースされるそうなので、パソコン体験がどう変わるのか、今から楽しみですね。

現在のテストでは画像の様に、画面右側にチャット画面が表示され、このチャットにやって欲しい事を入力すると答えてくれる様です。今のところ「Windowsをダークモードに変更する」「サイレントモードをオンにする」「スクリーンショットを撮る」「Edgeで開いているウェブサイトの文章を要約する」などができているそうです。

 

 

 

 

Microsoft 365 Copilotについて

次にご紹介するのは「Microsoft 365 Copilot」です。こちらはWindowsではなくMicrosoft社のOfficeソフトなどにAIが搭載されるサービスです。具体的にどんなことができるのか、箇条書きでいくつか紹介させていただきます。

 

■WordでCopilotができる事

・キーワードや、書きたい事、データや条件などを伝えると、それに沿った文章を自動生成してくれる。

・大量の文章を要約し、ポイントをまとめた文章を生成してくれる。

・誤字脱字、言い回しなどを添削し、アドバイスをしてくれる。

■ExcelでCopilotができる事

・シート上のデータを自動的に分析し、グラフも作成してくれる。

・要望を伝えると、自動的にマクロを作ってくれる。

・自分が行いたいことを伝えると必要な数式を提案してくれる。

■PowerPointでCopilotができる事

・WordやExcelの内容を指定すると、それに基づいてスライドを自動生成してくれる。

・スライドに載せたい画像を生成してくれる。

・見栄えが良くなるように調整してくれる。

・スライドの方向性を伝えると、それに従って内容を調整してくれる。

■OutlookでCopilotができる事

・メール上での議論内容を抽出し、要約してまとめてくれる。

・メールを自動で分類してくれる。

・メール文面も目的や用途を伝えると、それをもとに自動生成してくれる。

さらに、「Teams」や「Business Chat」などともMicrosoft 365 Copilotが連携し、AIによるサポートを受けられるサービスとなっています。できることが多すぎて全ては紹介しきれませんが、興味がある方は日本マイクロソフト社の紹介動画もぜひご覧ください!

なおここまで、ご紹介させて頂いたものの、残念なお知らせなのですが、「Microsoft 365 Copilot」の利用条件について7月に正式発表があり、法人向けの「Microsoft 365」サービスを契約している場合にオプションとして30ドルで利用ができるとの事です。そのため、現時点では一般向けには利用できないようです。確かに業務効率を改善するためのサービスかもしれませんが、日常生活でも使える機能がたくさんありそうです。Officeの一部として普通に利用できる日を楽しみにしています!

ペイントにも画像生成AIが搭載される?!

最後はWindowsに標準搭載されている「ペイント」とAIに関するウワサをご紹介させて頂きます。絵を描いたり、加工したりという事でお馴染みの「ペイント」ソフトですが、現在画像生成AIが組み込まれるのではないかと言及されております。画像生成AIとは、大量の画像データを学習して、私たちが「こんな絵を描いて」と指示すると、それに応じた絵や画像を自動で作り出す技術のことです。詳しくは以前の記事「著作権フリーなAdobe Fireflyの画像作成を使ってみよう!」もご覧ください。

現在も画像生成AI自体は利用する事ができますが、欠点として、「専門知識はいらないが、画像生成AIサービスを契約しないと利用できない。(無償で利用できるサービスもありますが、制限があったり、テストの為に一時的に無料という状態)」だったり、「サービスを契約せず自分のPCで画像生成AIを動かそうとすると、専門知識が必要で、かつ非常に高いスペックで高額なPCが必要。」だったりします。つまり、現状では利用するためには専門知識や費用が必要になってしまいます。

但し、Windowsにもともと入っている「ペイント」に画像生成AIが組み込まれた場合、その様な専門知識や費用を掛けずに誰もが画像生成AIを利用できるようになるかもしれません!まだマイクロソフト社からの公式発表はないのですが、早ければ今月9月に発表があるのではないかとウワサされております。なお紹介した「ペイント」だけではなく「フォト」や「Snipping Tool」「カメラ」などのWindows標準アプリにもAI機能が導入されるといわれており、皆様が利用されているWindowsPCがAI技術によって進化していく未来はもうすぐそこまで来ていそうですね!


今回ご紹介したのは既存のWindowsPCについてですが、次のWindows12(仮)では、初めからAI機能が組み込まれると予想されています。これが私たちの生活にどんな影響を与えるのか、私も今から楽しみにしています!

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