わかできブログ

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Officeのバージョン問題

先日、Office 2019がリリースされました。
「え?もう出たの?」という方も多いかと思いますが、現在のところ法人向けとして発売されました。
おそらく来年の春モデルかその次くらいのパソコンに、各社ともバンドルして発売すると思われます。

さて、現在多くの個人用パソコンには、「Office 2016」または「Office Premium」が搭載されています。
また、個人用のパッケージ版として「Office 365 Solo」というOfficeもあります。
そして、Office 2019が登場・・・
おそらくバージョン問題が発生することは間違いないと思われます。

Office 2016

Office 2016は2015年9月30日に発売し、2020年10月13日にメインサポート、2025年10月14日に延長サポートが終了します。
個人向けパソコンにはあまりバンドルされておらず、主に法人向けパソコンにバンドルされており、教室もこのOffice 2016が搭載されているパソコンが多いと思います。
基本的に年数が付いている、いわゆる「ナンバリング」のOfficeは機能追加はあまりないため、機能やアイコン、名称などは、ほとんど発売当時のままです。

そして、一度購入すればバンドルしているパソコンを使っている限り使用できる「永続ライセンス」です。
バンドル版でパソコンに入っている場合は、他のパソコンに移すことはできませんが、パッケージとして単体で購入した場合は、他のパソコンでも利用できます。

お気軽にお申込みください!

Office 365 Solo

Office 365 Soloは2014年10月17日に発売しました。
これまでのパッケージ版という位置づけで、パソコンにはバンドルされず、量販店やインターネットで購入してパソコンにインストールします。
Office2016との違いは「サブスクリプション」という月額や年額課金の契約で、支払い続けている限り、Officeが使用できるというものです。
さらにパソコンを買い替えても移せますし、同じMicrosoftアカウントなら台数無制限でインストールできます。
そしてこのOffice 365 Soloには、Officeだけでなく1TBのOneDriveや60分通話無料のSkype、テクニカルサポートが付いています。

また、これまでなかった機能として、Officeのナンバリングが変わっても無料でアップグレード可能となります。
発売当時はOffice2013でしたが、Office2016登場時には無料でアップグレードできました。さらに毎月のように機能追加されていき、今ではOffice2016とはかけ離れたOfficeになったため、ナンバリングも外されました。
そして次のOffice 2019相当、さらにその先の機能も追加されていくことになります。

Office Premium

Office PremiumはOffice 365 Soloと同じ2014年10月17日に発売しました。
こちらはパソコンにバンドルされるため「永続ライセンス」という位置づけですが、Office2016が登場したら無料でアップグレードできるというものでした。
さらにOffice 365 Soloと同様に1TBのOneDriveや60分通話無料のSkype、テクニカルサポートが付いています。しかしこれらは初めの1年間は無料だが、その後は利用料を支払えば継続して使えますというものだったため、中にはOfficeも1年間で使えなくなると勘違いする方が多く、現在では提供終了となってしまいました。

提供は終了しましたが、すでに購入して使用しているOfficeに関しては、利用できなくなることはありませんし、今のところは機能追加もされていきます。
つまり次のOffice 2019相当、さらにその先の機能も追加されていくことになります。

お気軽にお申込みください!

Office 2019

Office 2019は2018年9月24日に法人向けとして発売しました。
今後、個人向けにはパソコンにバンドルされて発売するものと思われます。
Office 2016と同様にナンバリングOfficeで、「永続ライセンス」です。そのため、発売当初から機能追加はあまりありません。
機能としてはOffice 365 Soloや法人向けのOffice 365の8月くらいの機能や画面と言われています。
つまり、すでに機能としてはOffice 365やOffice Premiumの方が先を行っていることになります。
Office 365ではリボンのアイコンデザインが変わりましたが、それも反映されていません。

本来Microsoftとしては、Office 365に移行したいのですが、業務として機能が随時更新されないOfficeが必要な場合があるため、今回永続ライセンスのOfficeをリリースすることになったのです。


おおよそどんなOfficeがあって、それぞれ機能や画面がどのように変化していくのかがわかったかと思います。

さて・・・
ここで困ったのが皆それぞれ画面が違うということ。
Office 2016とOffice 2019は画面が違うことはわかると思います。
さらにナンバリングOfficeとOffice 365、Office Premiumも画面が違うことはわかると思います。
さらにさらにOffice 365とOffice Premiumも更新タイミングがみんなバラバラで画面が違うことがあります。
さらにさらにさらにOffice 365同士、Office Premium同士でも更新タイミングがみんなバラバラで画面が違うことがあります。

インターネットが普及して、Webサービスが随時更新されて画面が変わるのと同様に、WindowsもOfficeも随時更新されて画面が変わっていく、同じOfficeの種類・バージョンなのに画面が違うことが当たり前になっていきます。
このバージョン問題は避けて通れない、しかもちょっとやそっとじゃ見分けがつかないものですので、慣れていくしかありません。

皆さんも「同じじゃない」ということをしっかりと認識しておきましょう。


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