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人間の脳とスマホが接続

自動運転車でおなじみ「テスラ・モーターズ」、ロケットを垂直着陸させて再利用可能にした「SpaceX」、時速1200キロの次世代交通システム「ハイパーループ」でおなじみのイーロン・マスク氏が2016年に創設した「Neuralink(ニューラリンク)」が、2020年8月に人の脳とコンピューターをつなぐインターフェースの開発状況の発表がありました。

ブレイン・マシン・インターフェースと呼ばれるその装置は、頭蓋骨に穴を開けて埋め込み、脳と極細の電極でつながります。

(引用元:Neuralink

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その後、Bluetoothなどの無線で外部のコンピューターと接続され相互に通信を行います。
同時に頭蓋骨に埋め込むための手術ロボットも開発されており、1時間程度で手術が完了するとしています。

発表では3匹の豚にインターフェース埋め込んだあとの様子が公開され、1匹は埋め込み後にインターフェースを取り外しても元気に動いている様子もありました。
他の2匹は2ヶ月間に渡ってモニタリングし、活動している様子が脳の活動として表示されていました。

この映画のような夢の技術がどのように応用されていくのか。

この開発自体は医療目的からスタートしました。
脳や脊髄の損傷などにより麻痺で動けない患者に対してこのインターフェースを利用することで、症状が改善される可能性があります。
手足を使って何をしたいかがわかれば損傷した部位に神経を埋め込んで動きを回復できるようになるかもしれません。

また、会話ではなく思考によって意思疎通ができるようになれば、人間よりもはるかに優れたAIが人類を滅ぼす未来を回避できるとも考えられています。
さらに記憶をバックアップしておき、新しい身体やロボット、デジタル化されたアバターに復元することもできるかもしれないと、イーロン・マスク氏は語っています。

脳に直結させることで考えるだけで車を動かしたりもできるかもしれません。
すでにコロンビア大学の神経科学者が、脳波を認識可能な音声に変換することに成功していますし、カリフォルニア大学では、脳を利用して人間の発声をシミュレートできる仮想の声道を構築しています。
2016年には、脳の切断手術を受けた人が義手の指を自分の考えで動かせるようになったり、サルが車いすを操作したり、頭の中だけで1分間に12文字を入力したりすることが可能になっています。

こうしたことからもニューラリンクの取り組みが成果をあげ、医療機器として活用されるのは遠い未来の話ではないと思います。
筆者が生きている間に、攻殻機動隊の世界が現実のものとなる日がくるんでしょうか。


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