コンピュータの未来を予言した音楽 – クラフトワーク / コンピューターワールド(1980)
みなさん、こんにちは!静岡市葵区にあるパソコン教室「わかるとできる すみや流通どおり校」です。
今回は趣向を変えて、コンピューターと音楽について紹介したいと思います。
🎧 未来を予言した音楽 ― クラフトワーク『Computer World』(1981)
■ コンピュータ時代を描いた音楽の先駆者
ドイツの電子音楽グループ「クラフトワーク(Kraftwerk)」は、テクノポップの原点ともいえる存在です。
彼らは1970年代からコンピュータやロボット、情報社会をテーマにした音楽を発表し、「電子音楽=冷たい機械音」というイメージを覆しました。
クラフトワークの名前はドイツ語で「発電所」を意味し、その名のとおり、彼らの音はまさに“電気の響き”そのものです。
■ 『Computer World』とは?
1981年に発表されたアルバム『Computer World(コンピュータ・ワールド)』は、
タイトルどおり「コンピュータが人々の生活を支配する未来」を描いた作品です。
まだ一般家庭にパソコンが普及していなかった時代に、
「デジタル社会」「ネットワーク」「データ管理」などの概念を音楽で表現していました。
収録曲のタイトルを見ると、その先見性が伝わります:
Computer World
Numbers(数字)
Computer Love(コンピュータ・ラブ)
Home Computer(ホーム・コンピュータ)
It’s More Fun to Compute(コンピュートするのは楽しい)
どの曲も、まるで今の私たちの暮らしを予言していたかのようです。
次の動画で楽曲を聴くことができます。
次は最新のライブ映像です。さすがにコンピュータは使っています。
■ 驚きのポイント:実はコンピュータを使っていない!?
タイトルに「Computer」とあるのに、当時のクラフトワークは本物のコンピュータを使わずにこの音を作っていました。
アナログシンセサイザー、リズムマシン、シーケンサーなどを駆使して、
まるで機械が奏でているようなサウンドを“人間の手で”生み出していたのです。
つまり、『Computer World』は「コンピュータ音楽」以前のコンピュータの夢を音で描いたアルバムなのです。
■ 今聴いても古びない理由
リリースから40年以上経った今でも、このアルバムは古く感じません。
その理由は、音のミニマルさとデザインの美しさ。
繰り返される電子音と機械的なリズムは、まるでプログラムが走っているよう。
現代の電子音楽やゲーム音楽、さらにはテクノやEDMの基礎にもなっています。
■ パソコン教室的視点で見てみると…
私たちが毎日使っているパソコンやスマホの世界。
それを40年前に音楽で想像していた人たちがいた——そう考えるとワクワクしませんか?
クラフトワークの作品は、テクノロジーを“怖いもの”ではなく“人間と共にあるもの”として描いています。
まさに「パソコンを楽しむ文化の始まり」と言えるかもしれません。
■ まとめ
見どころ | 内容 |
---|---|
アーティスト | クラフトワーク(Kraftwerk) |
アルバム名 | 『Computer World』(1981) |
特徴 | コンピュータ社会を予言した先駆的作品 |
製作方法 | シンセサイザー・リズムマシンによる完全電子音 |
聴きどころ | “Numbers”“Computer Love”“Home Computer”など |
💡 パソコンの世界は、音楽の世界とつながっている。
次にキーボードを打つとき、クラフトワークのリズムを思い出してみてください。
もしかしたら、あなたの指先も「未来の音」を奏でているかもしれません。
<お問い合わせ> 今すぐお問い合わせいただき、快適なITライフをスタートさせましょう!
☎054-655-3018
まずは、相談だけでもOKです!
スキルアップ・資格取得・初心者様、今年こそITスキルを!とお考えの方!
皆さんのパソコンやスマホに関する悩みを解消していただき、少しでも皆様が快適に生活できるようにお手伝いできればと思います。
*『無料お試し体験』は、どなたでもご参加いただけます。
目的、スキルチェック等のカウンセリングを行ったあと、お客様に合わせたカリキュラムを作成いたします。ぜひ一度お問い合わせください。
「授業の様子」「インストラクターの指導方法」「教材」など
目で見て、しっかり確認してからのご入会をおすすめします!
体験について
教育給付金制度
厚労省認定コースがございます。
詳しい内容は下記バナーからご確認いただくか、教室にお問い合わせください。
教室からのお知らせ
MOS試験お申込み
« 前の記事へ