【8/26更新】パソコン選びのポイントをパソコン教室のインストラクターが徹底解説!パソコンの性能の見方とは!?
こんにちは!パソコン教室わかるとできるイオン延岡校です!
この記事では、パソコンを新しく買われる方向けにパソコンのスペック(性能)の見方を解説しております!
- パソコンを初めて買ってみようと考えている方
- 使っているパソコンが古くなってきたので、新しく買い替えようと考えている方
- 高性能のパソコンを使ってみたい方
- パソコンが好きな方
などなど、たくさんの方に有用な記事となっていますので、ぜひ参考にしてください!
では、やっていきましょう!
目次
パソコンの種類と選び方
まず、パソコンは大きく分けて二つの種類があります。
それは、『デスクトップパソコン』と『ノートパソコン』。
聞いたことがあるという方がかなりいるかも知れません。特に、ノートパソコンは一般的に普及しており、『パソコン』と言われたら真っ先にそれを思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか。
それが違うんです!ノートパソコンとデスクトップパソコンは用途によってどちらを買った方がいいかというのが大きく変わります。大事なところなので、パソコンの性能の見方に行く前に説明させていただきます!
デスクトップパソコンは据え置き型のパソコンです。パソコン本体とディスプレイ(画面のこと)が分かれており、性能とカスタマイズ性において優れています。また、コスパの面でもノートパソコンと比べると優れている場合が多いです。
しかし、持ち運びができず、主に自宅や職場での利用が多くなってきます。取り回しの面ではノートパソコンに軍配があがります。使用の用途としては、動画や画像の編集、3Dの描画をする(アニメーションやCGを作る)、高品質のゲームをプレイするなどが挙げられます。
高性能なパソコンを使いたいという方にはオススメのパソコンです。しかし、マウスやキーボード、モニターなどの周辺機器はついてこないため、追加で買うこととなるので注意が必要です。
ノートパソコンは持ち運びのできるパソコンです。パソコン本体とディスプレイが合体しており、使わないときは折りたたむことで簡単に片付けができます。また、デスクトップパソコンとは違い、バッテリーが内蔵されているため、電源がない場所でも使うことができます。
ただし、ノートパソコンは薄型の本体の中に様々な部品を入れているため、技術料やパーツの小型化のせいか値段が少し高めです。また、カスタマイズが難しく、デスクトップに比べてパーツの自由度が低いです。しかし、出先でお仕事をされる方や、お出かけのときにパソコンを使いたい方には特にオススメなパソコンです。
オススメはノートパソコンです。
「お家でよく使うからコスパのいいデスクトップを」という考え方もありますが、いつパソコンを外で使うか分かりません。
もしかしたら、オシャレなカフェの中で使うことがあるかもしれませんし、お友達や遠く離れたご家族のお家で使うこともあるかもしれません。このとき、デスクトップパソコンしか持ってないと凄く不便です。
デスクトップパソコンを買うときは、ちゃんとした使用目的がある場合がいいでしょう。デスクトップパソコンは小回りが利きませんからね。
性能(スペック)の見方
ここからが、この記事の本題です!
パソコンは部品によって性能が大きく変わります。特に重要な部品が以下の三つです。
- CPU(シーピーユー)
- メモリー
- ハードディスク
順に解説していきます。
CPUとは
CPUとは、パソコンにおける『脳』と呼ばれるほどの大事な部品です。
パソコンのソフトや周辺機器の制御までのすべての処理を行います。CPUの性能でパソコンの性能が決まるといっても過言ではありません。
CPUを開発しているメーカーで有名なのは、『Intel(インテル)』と『AMD(エーエムディー)』です。
Intel(インテル)のCPUは『Celeron(セレロン)』、『Pentium(ペンティアム)』、『Core i(コア アイ)シリーズ』の三つのブランドに分かれています。
『Celeron』、『Pentium』は低価格であり、ネットやメール程度なら難なくこなせます。しかし、あまり高性能ではなく、お仕事などでWordやExcelをかなり使う方にはオススメできません。
『Core iシリーズ』はIntelのCPUの中でも特に有名なブランドです。価格重視のものから性能重視のものまで幅広く揃っており、一番性能が低いとされている『Core i3』でも、WordやExcelなどの『Office』と呼ばれるソフトを動かすのは可能となっています。
今回は、様々なパソコンに搭載されている『Core iシリーズ』の性能の見方を見ていきましょう!
『Core iシリーズ』は主に、『Core i〇-××××』のような形で記載されています。
性能は、Core i9>Core i7>Core i5>Core i3というような順番となっており、さらに末尾の数字が大きくなればなるほど性能が高くなります。世代というのも存在し、2022年現在は第12世代のCore iシリーズが最新です。
いわゆるゲーミングパソコンと呼ばれる高性能パソコンでもなければ、Core i3~Core i5、いってもCore i7ぐらいで十分足りるのではないでしょうか?
しかし、動画・写真の編集や、3Dグラフィックを用いたお仕事をされる場合、高品質のゲームをストレスなくプレイしたい場合は、Core i7やCore i9の高性能CPUを搭載したパソコンを購入するのがいいでしょう。
コスパの面でいえば、世代やシリーズによって性能の違いがあり複雑になりますので、ここでは触れません。また、型番の末尾に『K』や『KF』とついているものもありますが、そこもかなりコアな部分になるため割愛します。
AMD(エーエムディー)のCPUは主に『Ryzenシリーズ』が有名です。
RyzenシリーズはIntelのCore iシリーズと同じく4つのシリーズで分かれており、表記も『Ryzen〇-××××』と書かれています。
性能の順は、Ryzen9>Ryzen7>Ryzen5>Ryzen3と、Core iシリーズと同じく数字が大きい順に性能が高くなります。世代は2022年8月現在では第4世代が最新ですが、第5世代が発売されるという噂もあります。
末尾の数字が大きいほど性能が高くなるのも同じですね。
メモリーとは
メモリーはよくパソコンの作業台と呼ばれています。メモリーの容量が多いと、よりデータを処理するスピードが速くなり、パソコンが快適に動作します。
普段使いであれば8GBで十分ですが、動画編集や高画質の画像編集をする場合は、倍の16GBがオススメ。容量が足りなくなったときは、新しくメモリーを追加することができます。2~4GBのパソコンもあるのですが、昨今のOS(パソコンの司令塔)などの容量が少しずつ大きくなってきているので、あまりオススメはできません。
ハードディスク(HDD/SSD)とは
ハードディスクとは、ソフトやファイルなどのデータを保存することのできる記憶装置です。容量は、ノートパソコンであれば後ほどご紹介するSSD(エスエスディー)の256GB~、デスクトップパソコンなら1TB~が主流です。(ちなみに、1GB=1000MB、1TB=1000GB)
例えば、デジカメ写真1枚の容量が3MBの場合、1TBのハードディスクには30万枚の写真が保存できます。
ハードディスク(HDD)は大容量で低価格なのが強みですが、データの読み書きが少し遅めです。昔はハードディスクが主体のパソコンが多かったですが、最近では補助の記憶装置という使い方が増えてきました。
その代わりに近年では、SSD(エスエスディー)と呼ばれるデータの読み書きがとても速い記憶装置が台頭してきています。SSDは処理速度が速い分、大容量になるとHDDよりもコスパが悪いのですが、ハードディスクと比べて様々なメリットがあります。
- 故障が少ない
- データの読み書きが速い
- カリカリという音が鳴らないので、とても静か
- パーツが小さめ
ですので、パソコンの主体となるソフトなどの部分は処理の早いSSDに保存し、画像や動画などは大容量のハードディスクに保存するという使い分けがされてきています。
パソコンによってはSSDのみが搭載されているパソコンもありますが、容量が少し少なめであるということには注意しておいたほうがいいでしょう。ただし、ハードディスクのみのパソコンは動作がかなり遅くなることがあるため、オススメしません。
パソコンパーツ、カタログの見方のまとめ!
CPUは番号が大きくなるにつれて性能があがりますが、その反面、値段が大幅に上がります。
お財布と相談し、自分のパソコン用途をよく考えて選びましょう。オススメはCore i3~Core i5、Ryzen3~Ryzen5のパソコンです。
メモリーはパソコンの動きを快適にしてくれるため、しっかりと選びましょう。
ですが、32GB以上は普通に生活しても滅多に使わないので、8~16GBあたりのメモリが搭載されているパソコンを選びましょう!
メモリーの項でも触れましたが、2~4GBは最近だと容量が小さくなってきているのであまりオススメはできません。
特に仕事で使われる方は16GBのパソコンをオススメします。
また、ハードディスク(HDD/SSD)はしっかりと容量のあるものを選びましょう!SSDが搭載されているパソコンをオススメしましたが、ハードディスクもコスパが良くてとてもオススメです!
ただし、ハードディスクのみのパソコンだと動作が遅くなってしまうことがあるので、SSDが搭載、またはハードディスクも一緒に搭載されているパソコンを選びましょう!
OSとOfficeについて
パソコンの普段使いで欠かせないのが、WindowsやmacOS、Linax、chromeOSといったOS(オペレーティングシステム)と、『Word』、『Excel』、『PowerPoint』などのOffice(オフィス)です。
まずはOSについて解説します。
OSとは
OS(オペレーティングシステム)とはパソコンの司令塔のようなものです。様々な会社が開発していますが、Microsoft社が開発した『Windows』というOSが一般的に普及しています。また、スマートフォンのiPhoneで有名なApple社が開発した『macOS』も人気です。
しかし、このOS、一つ大きな落とし穴があるんです。それは、
ということです。
これはパソコンを買い替える時にぶち当たる大きな壁で、例えば今まで『Windows』のOSを使っていた方がApple社のMac Bookに乗り換える…なんてことはよくあるとは思いますが、前知識がないとパソコンの使い方が全く違い、操作が大変になったりします。
他にも無料で配布されているOSのLinaxや、Googleが作ったOSであるchromeOSなども、その例にもれず操作が大きく変わることがあります。
もしパソコンを新しく買い替える際は、今使っているパソコンが何のOSかをしっかり確認したうえで、それと同じOSが搭載されているパソコンを選ぶようにしましょう!
ちなみに、当教室ではWindowsパソコン向けの授業を行っているため、macOS等の操作には対応しておりません。ご了承ください。
Officeとは
仕事や趣味でたくさん活躍し、さらにパソコン勉強の親ともいえるような重要なソフトたち。『Word』、『Excel』、『PowerPoint』などのMicrosoft社が提供する基本ソフトの総称です。
市販のパソコンを買うのなら、これが入っているか入っていないかは要確認です。
よくパソコンを値段で判断される方がいらっしゃるのですが、パソコンは値段だけで購入してはいけません。なぜかというと、先ほど解説した部品以外にもこのOfficeが入っていないこともあるからです。
そんなことにならないように、Officeが搭載されているパソコンを買いましょう!
パソコンを使うのなら必須のソフトたちなので、いずれ役立つ時が来るはずです!
新品と中古について
パソコンを買う上で特に気を付けたいのが中古のパソコンです。
最近では、スマホアプリのメルカリや、Yahooオークションなどのオークションサイトで中古のパソコンが売られているのをよく見かけます。
それ、とても危険です。
中古のパソコンは保証がきかない場合が多く、どこかの部品が壊れていたり必要なものがなくなっていたりとトラブルが多いです。先ほどの項目と同じですが、パソコンを購入するうえで値段を気にしすぎるのはトラブルの元です。
バッテリーの劣化にも気をつけましょう。やはり他の人が長年使ってきたものなので、バッテリーが劣化していることも多いです。稼働時間がかなり短くなるので小まめな充電が必要となります。
また、『パソコン譲渡会』が販売しているパソコンにも注意が必要です。
企業で使わなくなったパソコンを修理して安価で販売するというサービスで、郵便ポストに大きめのハガキが届いたという方もいらっしゃるかもしれません。
このサービスでは、ウイルスや不良品の心配などはほぼありませんが、安価ということもあり、インターネットを使う以外では使いにくいものが多いです。
また、Officeが搭載されていると言っていながら、実際に入っているのはOfficeに似た違うソフト(無料で配布されている代替品)なことも多いので、使いにくかったりします。
できるだけ新品のものを買い、もし中古を買うのなら、しっかりと調べてから購入しましょう!
その他のパーツ
他にもパソコンはたくさんの部品でできています!
今回の本題からは横道に逸れてしまうので詳しくは解説しませんが、例えばパソコンケースや、働ぎすぎで熱くなったCPUを冷ます冷却ファン、コンピューターの映像を出力し、ゲームなどの3Dデータをスムーズに描画するグラフィックボード、パソコンの性能を最大限引き出すための電源ユニットなどなど、パソコンは様々な部品のもと成り立っています。
パソコンを買うだけでなく、実際に自分で組み立ててみるということもできるので、もし興味があったらチャレンジしてみてください!オンリーワンのパソコンを作るのは、とても楽しいですよ!
また、それに関連して挑戦教室の動画を一本ご紹介しようと思います!
パソコンの中身がどうなっているのか、だんちょーと一緒に楽しく見てみましょう!
パソコンを知る上でのオススメ講座!
今回は特に重要なパーツである三つの部品の解説をしました。いかがでしたか?パソコン購入の参考になれば幸いです!
そして、この記事はパソコン教室わかるとできるの授業の一部分を少しまとめたものとなっています。それがこの講座!
この講座では、先ほどのパソコンの中身についてはもちろん、この先の時代において間違いなく必要になってくるIT知識を勉強していく講座です!
『アカウント』、『QRコード』、『Wi-Fi』……あなたはちゃんと説明できますか?
『AI』、『IoT』、『スマート家電』……そんな言葉を知っていますか?
知識を深めることでパソコンの世界がより楽しくなる!そんな講座、あなたも受けてみませんか?
まとめ
最後に、パソコンを買う上で見ておきたい部分をまとめてみます。
パソコンのインターネット販売を行っているサイトでは、パーツパーツの詳しい情報が書かれているので参考にすると良いでしょう。
また、家電量販店で実際に見て買う場合は店員さんに聞いてみるのも一つの手です!
「このパソコンには何のCPUが入っていますか?Core i(またはRyzen)のなにですか?」
「メモリーは何GB(ギガバイト)ですか?8~16GBのものを探してるんですけど」
「ハードディスクやSSD(エスエスディー)は入っていますか?容量はどれくらいですか?」
これを聞いてこの記事と照らし合わせれば、だいたいの性能は分かるかなと思います。あとはご自分のお財布と相談し、なるべく良いものを買いましょう。
何度も言いますが、パソコンは値段じゃありません。安いものを買えば、必要なものが入ってなかったり、短い間ですぐに買い替えなきゃいけないこともあります。
高いパソコンはほとんどの場合、長い年月使えますし、余計なトラブルにおびえる必要がなくなります。保証もしっかりしていますので、突然の故障などにも対応できる場合がほとんどです。またサクサク動くので、ストレスなく使うことが出来ます。
しかし、グラフィックボードの有無は確認しましょう。
グラフィックボードはIntelの場合だとCPUに内蔵されていることが多く、パソコンの普段使いではあまり使わない部品です。(AMDはグラフィックボードの機能がないので要注意)
またグラフィックボードだけで5万円以上パソコンの値段が上がったりすることもザラですので、そこは要注意ポイントです。
グラフィックボードってなに?という記事も今度書いてみますね!お待ちください!
最後になりますが、この記事があなたのパソコンの第一歩になることを祈っています!
良いパソコンを買って、楽しく便利な生活を送りましょう!
また、当教室ではパソコン販売も行っております!
「やっぱり、自分で選ぶのは怖い……」
という方でも大丈夫!どんな風にパソコンを使いたいかを教えていただければ、私たちがおススメのパソコンをご紹介いたします!
「パソコンを買ってもパソコンの使い方が分からないからなあ」
そんな方でも大丈夫!当校ではパソコン初心者の方でも安心な分かりやすく楽しい授業を行っています!
映像授業を採用しておりますので、分からなくても何度も見直せて分かるまでできる!さらに、実際に問題を通してたくさんの作品を作っていくため、勉強してそのまんま……ということがありません!
教室にもたくさんのパソコンを置いてますので、パソコンを持ってなくても勉強ができます!
パソコンの使い方を勉強したい方はぜひ教室にいらしてください!無料体験もできますよ!お待ちしております!
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