パスワード、何度打っても駄目な時。
パソコンのキーボードでパスワードを入力する時に、絶対に正しく打てている筈なのに、「メールアドレスまたはパスワードが間違っています」と表示されてムキーッ!となることって有りますよね。
何回も、パスワードを確認しながら慎重に入力しているのだから、それならばメールアドレスの方が間違っているのかと確認してみたり……。
それ、「Caps Lock」かも。
「A」キーの左隣にある「Caps Lock」は、一般的な日本語Windows環境においては、日本語入力のオン・オフ(半角/全角キーと同様)に使用出来ますが、すぐ下の「Shift」キーを押しながら「Caps Lock」キーを押すとアルファベットの入力が大文字に固定されます。これを「Caps Lock」と言います。
「A」や「Z]の入力時に誤ってこの周辺を押してしまうと、図らずも「Caps Lock」が機能してしまうことがあります。
パスワード入力時にも、当然この機能は適用される為、自分が小文字を入力しているつもりでも大文字になってしまっているという訳です。
近年、パスワード入力欄は「●●●●●●」と伏せて表示されることが多いですが、代わりに瞳を模したマークも表示されており、これをクリックする(或いはし続ける)ことで入力したパスワードを見せてくれることも多くなりました。この機能を用いれば、自分の入力に誤りがあるか確認することが出来ますね。
「Caps Lock]の解除は、ロック時と同様に「Shift + Caps Lock」で出来ますので、きっとこれで解決するでしょう。
キーボードによっては、「Caps Lock」キー自体、或いは離れたどこかにロック状態を示すランプが点灯することもあります。
いざという時に慌てない様、今の内にロックのオン・オフを試しておくと良いかも知れませんね。
……あと、キーボードを見ながら入力している人に有りがちなのが、アルファベット小文字の「l(エル)」と数字の「1(いち)」、アルファベットの「o(オウ)」と数字の「0(れい)」なんかを間違えて打っているパターンもっ!?
キーボードは正しく入力しましょうねっ。