「そのメール、本物ですか? 詐欺メールから自分を守るために」

スマホ安心講座
そのメール、本当に大丈夫?
こんにちは。
最近、教室でも
「先生、こんなメールが来たんだけど大丈夫?」
と、スマートフォンの画面を見せていただくことが増えています。
宅配便、銀行、通販サイト、携帯電話会社、Appleなど、私たちが普段よく利用する会社の名前を使ったメールも少なくありません。
中には、本物そっくりに作られていて、私たちインストラクターでも一瞬迷うようなものがあります。
「見た目が本物っぽいから大丈夫」とは限りません。
詐欺メールは何を狙っているの?
よくあるのが「フィッシング」と呼ばれる詐欺です。
本物の会社になりすましてメールやSMSを送り、偽のホームページへ誘導します。
そして、
- ID・パスワード
- クレジットカード番号
- 氏名・住所・電話番号
- 認証コード
などを入力させて、大切な情報を盗もうとします。
こんな言葉が入っていたら、まず確認を
「お支払い方法に問題があります」
「本日中に確認してください」
「アカウントが停止されます」
「不正なログインを検出しました」
「荷物をお届けできませんでした」
もちろん、本物の会社から同じような内容の案内が届く場合もあります。
ですから、
文章だけを見て「詐欺だ」「本物だ」と決めつけないこと
が大切です。
一番大切なのは「メールから確認しない」こと
不安になるメールが届くと、つい本文の
「確認する」
「こちらをクリック」
「今すぐ手続き」
といったボタンを押したくなります。
でも、ここで一度止まってください。
メールのリンクは押さず、
公式アプリや公式サイトから確認しましょう。
例えば、AmazonのメールならAmazonのアプリから、銀行なら普段使っている銀行アプリから、AppleならiPhoneの「設定」やApple公式サイトから確認します。
Appleも、疑わしいメールのリンク先でアカウント情報を入力せず、公式の設定画面や公式サイトから確認するよう案内しています。
詐欺メールを疑うポイント
100%見分ける方法ではありませんが、次のようなメールには注意してください。
- 自分が利用していないサービスから届いた
- 急いで操作するよう強く求められる
- パスワードやカード情報を入力するよう求められる
- 送信元のメールアドレスが不自然
- 日本語に少し違和感がある
- 覚えのない添付ファイルが付いている
ただし最近は、正規の会社の文章やデザインをそのまま真似た非常に巧妙なメールもあります。
「日本語が自然だから大丈夫」「ロゴが入っているから本物」という判断も危険です。
もしリンクを押してしまったら?
リンクを押してしまっただけで、必ず被害に遭ったとは限りません。
大切なのは、その後です。
① IDやパスワードを入力しない
② クレジットカード情報を入力しない
③ 認証コードを誰にも教えない
④ 不安なら公式窓口へ相談する
もし偽のページにパスワードを入力してしまった場合は、そのサービスの公式サイトや公式アプリから、できるだけ早くパスワードを変更してください。
クレジットカード情報を入力してしまった場合は、カード会社への相談も必要です。
「自分は引っかからない」と思わないで
詐欺メールというと、「高齢者を狙ったもの」と思われることがあります。
でも実際には、年齢に関係なく誰でも騙される可能性があります。
忙しい時。
慌てている時。
ちょうど荷物を待っていた時。
そんなタイミングに届くと、普段なら気付く違和感にも気付けないことがあります。
「私だけは大丈夫」ではなく、
「誰にでも起こるかもしれない」と考えておきましょう。
「このメール、大丈夫?」だけでも大丈夫です
教室では、
「このメールを開いても大丈夫?」
「このSMSは本物?」
「この画面、押していいの?」
そんなご相談もいただいています。
分からない時に、一人で無理に判断する必要はありません。
少しでも「変だな」「怖いな」と感じたら、操作する前に誰かに確認することも大切なセキュリティ対策です。
不安なメールが届いたら、まず「押さない」。
メールからではなく、公式アプリや公式サイトから確認する。
この習慣だけでも、被害を防げる可能性が高まります。
スマートフォンを怖がるのではなく、
安全な使い方を知って、便利に楽しく使っていきましょう。
※詐欺メールやフィッシングの手口は日々変化しています。本記事は一般的な注意点をご紹介するものです。不審なメールや実際の被害については、利用しているサービスの公式窓口や警察、専門相談窓口などへご相談ください。
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