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春ですね・・・・

高野山真言宗の別格本山である法多山の尊永寺へ行って来ました。奉られている本尊正観世音菩薩は厄除開運のご利益があるとして、古来より俗に厄除観音として親しまれています。今年も ふらりと出かけてみました。

平日の午後、ほぼ貸し切り状態で…静かな参道、静かな境内 のんびり散歩しながら本堂にお参り。これまで無事過ごしてこれたお礼と、これからも見守って頂けるようお願いをしました。

続いては、おみくじ!

日本初のおみくじを作ったのは延暦寺の高僧・元三大師で…人の運勢、吉凶を漢詩で表現したその『元三大師御籤』を、江戸時代から今も変わらず使っているのが法多山なのだそうです。

おみくじ100本のうち、大吉が17本に対して 凶が30本という割合も、『元三大師御籤』に忠実に何百年も受け継がれてきたもの。辛口に感じる内容も、江戸時代に書かれていたこととほぼ同じ… そんな歴史のある法多山の おみくじ だそうです。

内容は、悦び事…なし、待ち人…来らず、生死…はなはだ危うしなど、辛辣なものが少なくありません。ただ「生死…はなはだ危うし」の言葉は、数百年前の日本は、常に死と隣り合わせで、ただの風邪やケガでも、死に至ることが珍しくない時代。 そんな時代背景を想像しながらおみくじを読むと、今この時代がいかに恵まれているか、命があることの尊さに気づくことができるのでしょう。おみくじの凶は悪ではなく「これ以上悪くならない」という意味。 “生きていることに感謝し、前向きに努力しなさい”と、あたたかく背中を押してくれているのが、法多山のおみくじなのだそうです。

そして私のおみくじは…凶なのでありました_(._.)_

今回のブログも私事ですが、この3月で“わかるとできる新城校”を退職することになりました。平成16年3月、生徒として入会し講座を受講。パソコンでゲームくらいしか出来なかった私が…途中から インストラクターとして教室のお手伝いをするようになるなんて思ってもいませんでした(・。・;

大変なこともありましたが、振り返れば 楽しかったことの方が多く、過ぎてしまえば あっという間でした。皆さま、ありがとうございましたm(_ _)m

これからは、別のところで違うお仕事をしますが、また過ぎてみれば楽しかったと思えるように頑張ります♪

新城校 鈴木

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