【初心者向け】ExcelのUNIQUE関数で重複しない一覧を作る方法|MOS Excel 365対策

こんにちは!パソコン教室わかるとできる高島平校インストラクターの浅木です。
注文表や申込一覧から「同じ商品名を一つにまとめたリストを作りたい」と思ったことはありませんか。行数が少なければ目で探せますが、データが増えるほど見落としや入力ミスが起こりやすくなります。
そんなときに使えるのが、ExcelのUNIQUE関数です。たとえば商品名が10件並んだ表なら、=UNIQUE(B2:B11)と入力するだけで、重複しない商品名の一覧を別の場所に取り出せます。元の表を削除したり、並べ直したりする必要はありません。
今回は、元データ表、入力する式、表示される結果を順番に見ながら、UNIQUE関数の基本を確認します。
対応版:Microsoft 365、Excel 2021、Excel 2024。Excel 2019以前ではUNIQUE関数を利用できません。

UNIQUE関数は、重複を除いた一覧を作る関数です
上の注文表では、同じ商品が複数回登場しています。「どの商品が注文されたか」だけを確認したい場合、元の10行を一つずつ見直すのは大変です。
UNIQUE関数を使うと、元データはそのまま残しながら、別のセルに重複しない一覧を作れます。今回の例では、B2からB11までに商品名が入力されています。
入力する式は次のとおりです。
=UNIQUE(B2:B11)
式の中のB2:B11は、「B2セルからB11セルまでを調べてください」という意味です。Enterキーで式を確定すると、式を入れたセルの下方向へ結果が自動的に広がります。
元データから5種類の商品名が取り出されます
今回の元データには、USBメモリ、マウス、Webカメラ、テンキー、ノートパソコンスタンドが含まれています。UNIQUE関数の結果には、この5種類が最初に現れた順番で一つずつ表示されます。

ここで大切なのは、UNIQUE関数が元データの重複行を削除するわけではないことです。元の注文表は変えずに、確認用の新しい一覧を作ります。そのため、元データを残したまま集計や資料作成へ進みたいときに使いやすい関数です。
基本の手順は3つです
1.結果を表示したい空白セルを選びます
一覧が下方向へ広がるため、式を入れるセルだけでなく、その下も空いている場所を選びます。今回の例ではD2セルを使います。
2.UNIQUE関数を入力します
D2セルに=UNIQUE(B2:B11)と入力します。B2:B11の部分は、実際に重複を確認したい範囲に置き換えます。
3.Enterキーで確定し、結果を確認します
式を確定すると、D2セルから下へ商品名が並びます。元データに商品名を追加した場合は、式で指定した範囲内かどうかも確認しましょう。
同じ式でも、表の位置によって指定する範囲は変わります。「自分の表ではどこを選べばよいか分からない」「関数を入力するとエラーになる」という方は、無料体験・個別説明会で、今のExcel経験や仕事で作りたい表を伺いながら、基礎から確認する順番をご相談いただけます。講座名を決めていなくても大丈夫です。
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#SPILL!と表示されたら、結果を出す場所を確認します
UNIQUE関数は、必要な数だけ結果を周囲のセルへ自動的に広げます。この動きを「スピル」と呼びます。
結果が広がる場所に文字・数字・数式などが入っていると、Excelは一覧を表示できず、#SPILL!と表示します。その場合は、式を何度も入れ直す前に、式の下に入力済みのセルがないか確認します。必要なデータを勝手に削除せず、別の空いている場所へ式を移す方法でも対応できます。
また、スピルする数式はExcelの「テーブル」の中には置けません。元データをテーブルとして管理している場合も、UNIQUE関数の式はテーブルの外側に置きます。

MOS Excel 365の学習にもつながります
Microsoft公式の「MO-210: Microsoft Excel (Microsoft 365 Apps)」技能一覧では、「数式や関数を使用した操作」の一つとしてUNIQUE関数が明記されています。資格学習では関数名だけを覚えるのではなく、「どの範囲を指定するのか」「結果がどこへ広がるのか」まで、自分で確認できるようにすることが大切です。
技能一覧に含まれることは、試験で必ず出題されるという意味ではありません。まずは小さな練習表で、元データ、式、結果の三つを見比べてみましょう。
一覧を並べ替えたいときはSORT関数と組み合わせます
UNIQUE関数は、重複を除いた値を元データに現れた順で返します。結果を昇順に並べたいときは、SORT関数と組み合わせて次のように入力できます。
=SORT(UNIQUE(B2:B11))
最初は=UNIQUE(B2:B11)だけで結果を確認し、慣れてからSORT関数を外側に追加すると、式の働きを分けて理解しやすくなります。

SORT関数の基本は、「並び替えが一瞬でできる!SORT関数を使ってみよう!」でも確認できます。
練習してみましょう
次のような講座申込一覧があるとします。
- Excel基礎
- Word基礎
- Excel基礎
- MOS Excel対策
- Word基礎
- PowerPoint基礎
この一覧がA2からA7に入力されている場合、重複しない講座名を取り出す式は=UNIQUE(A2:A7)です。最初に現れた順で、Excel基礎、Word基礎、MOS Excel対策、PowerPoint基礎の4種類が表示されれば正解です。
式を覚えるだけでなく、結果を出す場所が空いているか、指定した範囲に見出しが含まれていないかも確認してみてください。
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UNIQUE関数は短い式ですが、範囲の選び方や結果の広がり方で迷うことがあります。パソコン教室わかるとできる高島平校では、Excelが初めての方からMOS資格取得を目指す方まで、今の経験と目的に合わせて学ぶ順番を一緒に整理できます。
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