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Excelでスクロールしても見出しを残す方法|ウィンドウ枠の固定を使おう

「スクロールしても見出しはそのまま」の見出しと、上の行と左の列を緑にした表、上下矢印の概念図

こんにちは!パソコン教室わかるとできる高島平校インストラクターの浅木です。

縦に長い一覧を下へ動かしたら、列の見出しが見えなくなった。横へ移動したら、どの商品を見ていたのか分からなくなった。数字を確認するたびに表の左上へ戻ると、作業の流れが途切れてしまいます。

Excelの[ウィンドウ枠の固定]を使うと、スクロールしても指定した行や列を画面に残せます。1行目とA列を同時に残したいときは、B2を選んでから固定するのがポイントです。今回はWindowsのデスクトップ版Excelで、小さな表を使って選ぶ位置を確かめます。

5商品の表で、残したい見出しを決めます

元データはA1:D6です。1行目に「商品」「10月」「11月」「12月」、A2:A6にノート、ペン、封筒、付箋、ファイルが入っています。数値は架空の数量です。例えばノートは12・15・11、ペンは20・18・22と、月ごとの数量が横へ並びます。

A1:D6に入力した5商品の月別数量表

練習用の元データ

新しいブックのA1から、見出しを含めて入力して試せます。図解と本文の操作に沿って設定してください。

架空の練習用データ
商品10月11月12月
ノート121511
ペン201822
封筒8109
付箋678
ファイル9810

下へ動かしても月の見出しを残したいので1行目、右へ動かしても商品名を残したいのでA列を固定します。残すのはセルの内容そのものではなく、画面に表示する位置です。数量の値や数式を書き換える操作ではありません。

新しいブックに、記事内の元データ表をA1から入力して練習します。まず固定前の状態を確認し、この後の手順でB2から固定して違いを比べましょう。短い表なので、画面を小さくするかスクロールバーで移動して動きを確かめてください。

B2を選ぶと、上の行と左の列が対象になります

ウィンドウ枠の固定では、選んだセルより上にある行と、左にある列を残します。B2の上は1行目、左はA列です。この関係が分かると、固定するためにどこを選ぶかを判断できます。

  1. 表の先頭へ戻り、B2を一つ選びます。
  2. [表示]タブを開きます。
  3. [ウィンドウ枠の固定]から、同じ名前の[ウィンドウ枠の固定]を選びます。
B2選択と、上の1行目・左のA列が固定対象になる関係

[先頭行の固定]だけではA列も同時に残す操作にはなりません。今回は行と列の両方が目的なので、B2を選ぶ手順で進めます。もし前の固定が残っている場合は、一度解除してから設定し直すと、対象を確かめやすくなります。

B2自体が固定されると覚えるのではなく、「選んだ位置の上と左」と考えることが大切です。例えば見出しが2行ある別の表なら、同じB2を機械的に選ぶのではなく、残したい行の下へ選択位置を変える必要があります。

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下と右へ動かして、残る場所を確かめます

固定できたら、まず下へスクロールします。1行目の商品・月の見出しが見えたまま、下側の行だけが移動することを確かめます。次に横へ移動し、A列の商品名が残るかを見ます。固定した境界には線が表示されます。

練習では、下へ動かして4行目から見える状態にしても、上に「商品」「10月」「11月」「12月」が残るかを確認します。封筒の数量8・10・9が、それぞれ何月かを見出しと対応させて読めれば、固定の目的を確かめられます。

1行目を残し、2~3行目が画面から外れたスクロール後の図

画面に残る場所と、データが削除されたことは違います。スクロールで見えなくなった行も、元の表にはあります。表示を戻したときに元データが変わっていないことも一緒に確認すると、安心して試せます。

残る範囲が違ったら、解除してやり直します

思ったより多くの行が動かなくなった場合は、固定する前に別のセルを選んでいた可能性があります。[表示]→[ウィンドウ枠の固定]→[ウィンドウ枠の固定解除]で解除し、B2を選び直して設定します。

固定したまま使い続ける必要はありません。表の全体像を見たいときや、別の場所を中心に作業したいときは解除して構いません。自分が今見たい範囲に合わせて、固定と解除を使い分けます。

また、画面の広い範囲を固定すると、動かせる部分が狭くなります。タイトルや説明文を何行もまとめて残す前に、数字を読むために必要な見出しはどこかを考えましょう。今回の表では1行目とA列だけで対応が分かります。

印刷する見出しとは設定が別です

ウィンドウ枠の固定は、画面をスクロールするときのための機能です。固定したからといって、印刷した2ページ目にも同じ見出しが付くわけではありません。紙の各ページへ見出しを繰り返すときは、印刷タイトルという別の設定を確認します。

「パソコンで見ているときに残したい」のか、「配る紙の各ページに出したい」のかを分けると、操作を探しやすくなります。今回は画面上の確認を練習し、印刷タイトルの細かな設定までは扱いません。

横へ動かす確認では、A列の商品名を見ながら12月の数量を読みます。見出しが残っていても、違う商品の行を読めば確認を誤ります。固定を補助にしつつ、商品名・月・数量の3点を順に確かめてください。

元データで一度、固定と解除を試しましょう

まず固定前に下へ動かし、見出しが画面の外へ出る様子を確認します。次にB2から固定し、同じ方向へ移動します。最後に解除して、元の動きへ戻るかを確かめます。この3つを同じ表で比べると、操作によって変わったことが分かります。

高島平校では、Excelの表の見方や入力、表示の基本から学ぶ相談ができます。高島平・板橋区周辺で、長い表を確認するたびに迷ってしまう方は、どんな見出しを残したいかをお聞かせください。職場の実データを持ち込まず、今回のような練習表でも確かめられます。

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