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【11/22更新】インターネット上に作る新たな世界『メタバース』ってなんだろう?

こんにちは!パソコン教室わかるとできるイオン延岡校です。

この記事では、知っておきたいIT用語『メタバース』について解説しております。

  • カタカナ用語が苦手な方
  • IT用語を知ってみたい方
  • VR(バーチャルリアリティ)に興味がある方

などなど、たくさんの方に有用な記事となっていますので、ぜひ参考にしてください!では、やっていきましょう!

メタバースとは?

メタバースとは、インターネット上に構成される仮想空間のことです。

メタバースは『Meta(超越)』『Universe(宇宙)』が組み合わさった言葉で、言うなれば今まで私たちが生きてきた世界を飛び越えた世界のようなものです。
インターネット上に構成された世界で、アバターと呼ばれる仮想空間内の自分の分身のようなものを利用して、他の人と交流しながら色々な活動ができます。

例えば、ライブやコンサート。

メタバースや映像配信サービスの発展によって、今、ライブやコンサートがお家でも体験できるようになってきています。

今までだとライブやコンサートを見るにはチケットを購入し、現地まで行かなくてはなりませんでした。ライブを見逃してしまったら、あとはお家でDVDを見るだけ。現地まで行くのだったら直接、生の迫力や熱気を感じられますが、DVDではちょっと寂しいですよね。

メタバースを活用すると、もしライブやコンサートを見逃してしまっても、お家でVR(バーチャルリアリティ)に接続できる環境があれば、ライブ会場に行ったときのように、会場内で他の人と一緒に盛り上がったり、アーティストの方に声援を送ったりすることもできます。

他にも、メタバースを利用してリモートでの冠婚葬祭を行ったり、不動産関係では、リモートでお部屋の内見をすることもできます。私たちがアバターの姿で仮想空間内に再現したお部屋を歩いて、お部屋の中身を確認できるというサービスです。

医療の現場でも、外科手術や治療のシミュレーションとしてVRやメタバースが活用されたりと、今やメタバースは様々なところで活躍しています。

メタバースの立役者『VR』とは?

上の項でもちょこちょこ出てきたこの言葉『VR(ブイアール)』。これもここ数年、よく聞く言葉ですよね。

VRとは『Virtual Reality(バーチャルリアリティー)』の略で仮想現実を意味します。そして、その仮想現実を人間が体感するための技術のことも指します。

先ほど解説したメタバースは、主にVRを使って接続します。他にもAR(拡張現実)MR(複合現実)といった最新の技術もメタバースに接続するのに使われており、これらは現実とX(クロス)するということで『XR(クロスリアリティ)』とも呼ばれています。

さて、このXR(クロスリアリティ)の一員であるVRですが、これはメタバースブームの立役者ともなったシステムです。

VRは現実ではないものを人間の視覚や聴覚などを通して、実際に見ている、触っているような感覚を味わえるという夢のような技術です。現在ではゴーグル型の端末をかぶり、仮想現実を視覚と聴覚で体感することができます。

このゴーグル型の端末は、『VRゴーグル』『ヘッドマウントディスプレイ』という名称で商品化されており、有名どころだとアメリカのMeta(旧Facebook社)が開発した『Meta Quest(旧Oculus Quest)』や、ゲーム機のPlaystationやテレビなどの家電で有名なSonyの『PSVR』、他にも最近だと『Pico4』というVR機器が話題になりました。

また、スマホを使って仮想現実を体感することができるゴーグルもあり、こちらは比較的安値で手に入ります。段ボールで自作することもできるので、スマホを持っていてVRに興味がある方は作り方を調べてみるのも面白いかもしれません。

とは言っても、このVR……実際には映像を見たり聞いたりするだけなのですが、それだけで本当に仮想のものを現実のように感じられるのでしょうか?

実際にVR機器を使ってみると、触覚が対応していないので完璧ではありませんが、『そこにある!』という感覚は確かに感じられます。それは、VRは映像を立体的に見れる機能があるため、何かが近づいたり遠ざかったり、その大きさまでもが実際にあるかのように感じられるのです。

当教室ではヘッドマウントディスプレイによるVRの体験……というのはやっていないのですが、延岡市のwaiwai PLAY LABという場所でVRや色々な技術の体験ができるので、興味がある方は一度行ってみるのをオススメします!

初めて体感するVRの世界は、きっと驚きに満ちていますよ!

なんでメタバースがこんなに注目されてるの?

メタバースは仮想の空間ですが、VRを用いる事で、まるで自分がそこにいるかのような感覚を味わう事ができます。そして、その中にたくさんの人が集まって交流し、楽しむ事もできます。

2019年から流行が始まったコロナウイルスの影響によって、私たちは直接人と関われない時代を生きる事になりました。しかし、人と関われないというのはとても寂しく、また仕事やイベントなど、色々なことに支障をきたすようになりました。

ここで、このメタバースが注目され始めたというわけです。メタバースを使って、今までコロナウイルスのせいで出来なかったイベント事や、ミーティングや講習などの仕事に関することができるようになりました。

他にもZoom(ズーム)やDiscord(ディスコード)といったリモートで人と話せるサービスが、より使われるようになりました。

このように時代の変化に合わせて、このメタバースという画期的な世界が生まれ、成長していくのです。

今までの仮想空間

メタバースは突然、ぽっと出てきたわけではありません。

近年、私たちがメタバースと呼ぶ仮想空間の前にも、似たような仮想空間を用いたサービスがたくさんありました。

例えば、オンラインゲームです。
オンラインゲームは一つの題材(広い世界の冒険など)をイメージして大きな世界を作り、そこにプレイヤーを集めてみんなで楽しもうといった一種の仮想空間でした。

また、TwitterやFacebookなどのSNS(ソーシャルネットワークサービス)も一つの仮想空間と呼ばれるときがあります。
1人1人がアカウントを持ち、一つのサービス内に集まって色々な交流をするので、これもメタバースの定義と一致していますね!

メタバースの課題

メタバースは今後の社会を一変させてしまうほどの素晴らしい世界なのですが、現状様々な課題を残しています。

主な課題は、こちらの三つです。

  • メタバース内の法律
  • VR機器の普及
  • メタバースへの依存

一つずつ解説していきます。

メタバース内の法律

メタバースは一見ゲームのような世界で、そんなに厳正なルールをしかなくてもいいんじゃないか?と思われそうですが、そうではありません。

現状ではまだゲームとして色々な人が楽しむ場という扱いが一般的ですが、今後メタバースが発展していくにつれ、様々な企業が参戦してきます。遊びだけでなく、ビジネスとしてのメタバースや、医療やスポーツとしてのメタバースも、きっと一般的になるでしょう。

そうなると、ただのゲームのような世界ではいられません。多額の金銭のやり取りが発生したり、なにか大事な物の取引が行われたりするかもしれません。また、メタバースが悪い人たちに利用され、犯罪の温床となる可能性も少なからず存在します。

また、今の法令では実際に存在するものには所有権があり商取引が成立するものの、メタバースの中のような仮想空間ではまだそういった取引が想定されていません。

ですので、しっかりと法整備をし、みんなが楽しく安全に遊べるメタバースにするべきなのです。

幸い、ここ数年で色々なメタバースへの試みがされており、今年3月には『Virtual AKIBA World(バーチャル アキバ ワールド)』という世界初のメタバース・ステーションがオープンしました。また、実際の東京・渋谷をメタバース内で表現した『バーチャル渋谷』や、同じく原宿を表現した『バーチャル原宿』『バーチャル大阪』というものも存在します。

これらの運営経験をもとに、2021年11月に立ちあげられた『バーチャルコンソーシアム』という団体が、メタバースの発展のため、商取引のルール作りを行ったり情報発信を行ってくれていたりします。

安心安全なメタバースを実現するため、私たちも良識をもってメタバースを活用していきましょう!

VR機器の普及

VRはメタバースを体感する上では必要不可欠なものとなってきます。しかし、問題はVR機器のお値段です。

現状、VR機器は4万円後半から上を見れば青天井というように、あまり気軽に買えるお値段ではありません。パソコンやスマホのように生活に必要なものでもないため、まだ一般的な普及度はそこまでなく、主に一部のコアな人たちが持っているような状況です。

やはり、これからメタバースが発展していくにつれ必要度があがるにしても、手軽なお値段や使いやすいアプリの開発などの『利用のしやすや』が必要になってくるでしょう。

メタバースへの依存

メタバースはとても楽しい世界です。というのも、近未来のような世界であったり、ファンタジーのような世界だったりと、メタバースは様々な世界を再現することができます。私たちはその中に入って交流を楽しむのですから、まるで夢のような話です。

しかし、ここで気を付けなければいけないのが、『メタバースへの依存』です。

楽しい場所にはずっと入り浸ってしまいたくなります。メタバースに繋がる世界各地の方ともお話ができるので、とても有意義なのは間違いありません。

ですが、そこで現実を忘れてしまっては元も子もありません。メタバースは息抜きの場として利用し、しっかりと私たちの世界を生きていきましょう!

メタバースのこれからと私たち

メタバースは2021年末、Facebook社がMeta社に名前を変えてから一気に注目が集まり始めました。今後、様々な企業がメタバースに注力し、様々なコンテンツが発展していくことでしょう。

現状はゲームとしてのメタバース、ゲームとしてのVRというイメージが強いですが、数年後にはスマホやパソコンのように生活に必要な存在となるかもしれません。
メタバース内で色々な商品が売られたりするかもしれないので、もしかするとそれ以上の価値になったりするかも?

ヘッドマウントディスプレイがより小型化され、道行く人がみんなVRのゴーグルを被っているかもしれませんし……なんだかSF映画の世界のようですね。

ですが、やはりそういった時代が近づいてきています。
以前公開した記事『よく聞くけど、よく知らない……AIってなんだろう?』の記事でも書いたように、私たちの世界はどんどん未来に向かっています。

最近では空飛ぶ車もニュースになりましたし、社会はどんどん前に進んでいるようです。私たちはそれに追いつかないといけません。

メタバースを活用した楽しさだけでなく、メタバースが必須の時代になるかもしれない……なので、それを使いこなせるよう、今のうちに勉強・練習をしておく必要があります。

メタバースの本はたくさんありますし、メタバース・VR自体もとても楽しいものなので、一度試してみるのを強くオススメしますよ!

まとめ

いかがでしたか?

私も数年前まではこんなにもVRが発展するとは思ってもみませんでした。映画やドラマで見るようなSFの世界は今後何十年か経たないと実現しないんじゃないかとも思っていましたが、そうではなさそうです。

コロナ禍もあってか、人々が離れていても繋がれる『IT』の技術というのは、ここ数年で目覚ましい発展を遂げています。メタバースもその中の一つです。

『メタバースの課題』でも取り上げた『バーチャル渋谷』『Virtual AKIBA World』のように、すでにいくつもの街がインターネット上にできています。これらはVR機器がなくてもスマホ一つで入場できるので、気軽に試してみてくださいね!

今や、日本のどこにいても、世界のどこにいてもインターネットで繋がれる時代です。
この時代をより楽しむためにもしっかりと勉強し、ITの知識をつけていきましょう!

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