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YouTubeを子どもに見せるかどうか

「YouTubeへの登録、私は必要ないのでしなくてもいいですか?」

当教室のインターネットお楽しみ講座で「Youtubeのアカウント登録」をする練習があります。
その授業をしていた私と同じく小学生のお子さんのいる生徒さんからこんな質問をいただきましました。

私は「登録、やってみましょう」と答えました。

Youtubeなどの動画サイトは、子どもたちのあいだではすでに大人には想像がつかないレベルで広がっています。
今後も、さらに広がっていきます。

私たちがこども時代は、クラスの全員がドリフを見ていました。
あんなイメージで、子どもたちには欠かせないメディアになっています。

そして、カトちゃんの「ちょっとだけよ」に笑っている私たちを親の世代が眉間にしわをよせて見ていたのと同じ気持ちを、Youtubeを見る我が子に対して抱くと思います。

 

Youtubeで見れる動画にも、たのしいもの、ほほえましいもの、子どもに見せたいものもありますし、子供に見せたくないものもたくさんあります。
そして、子どもに見せたくない動画の「けしからん度」は、数十年前のテレビ番組とは比較にならないほど「ひどい」と思います。
ですから「子どもにはYoutubeを見せたくない」と感じる親が、大半なのではないでしょうか。

ですが、この流れは止められないと思います。
こどもに「YouTubeは禁止です」といっても、友達から見せられたりするでしょう。
私たちがドリフを見続けたように。
「見るとすればテレビ」というの大人たちの知らないところで、YouTubeからうまれた文化が子どもたちに浸透しています。

止められないどころか拡大する一方のこの流れを、企業はすでに取り入れています。
家庭教師派遣業者のテレビCMにYoutube上の有名人が起用されています。子どもたちにはすごく効果的なCMになっていると思います。

将来、「テレビよりネット動画」になって、企業はテレビよりネット動画に予算を使うようになるかもしれません。そうして、社会全体がネットメディアを活用する方向に進んでいくでしょう。

 

その生徒さんのお子さんはまだYoutubeを見ていないと思いますが、いつか「ママ、Youtube見たい」と言うのではないでしょうか。そして、「ダメよ」と言っても、友達の家でYoutubeを見るかもしれません。

そうなったときに「Youtubeをよくわからない」でいると、子どもの保護者として心配になるのではないか、と思います。

なので、保護者もYoutubeを勉強することをお勧めします。
操作や登録方法はもちろん、どんな動画が見られるのかも知った方がいいです。

そして、「禁止」するのではなく、一緒に見てあげても良いかも。
子どもが好きな番組を一緒に見てあげたら子どもは喜びます。そして、親が好きな音楽や昔の番組を共有するのもいいと思います。

見てためになる動画、いい気分になれる動画を一緒に見るのも素敵です。
そして、こういうのは見てほしくないという動画が目に触れたら、「こういうのは見ないでほしい」と伝えるべきです。なぜ見てほしくないか、その考えや気持ちも子どもに伝える。

「Youtubeみていいのは何時まで」とか、「見るときはお母さんの目の届くところで」というルールを作っても良いですね。そうして、Youtubeとの「良い付き合い方」を教えてあげるのが良いと思います。

そのようにお話しした後、その生徒さんはこのようにおっしゃいました。
仕事であることをしなければいけなくて、そのやり方をYoutubeで勉強してきて、と言われました。そういう面でも、勉強しないといけないですね。

ネットのこと、操作方法やセキュリティなど、わからないこともたくさんあると思います。勉強してネットを活用できるようになりましょう!

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