ワープロ専用機!?どうにかしますともっ。
先日、ワープロ専用機の使い方について、マンツーマン授業をお承り致しました。
「SHARP WD-VP1」……懐かしき書院シリーズの機種ですね。
各種メニューの呼び出し方を探り探り理解してゆく必要があったのは勿論、キー入力ひとつとっても、QWERTY配列であるとは言え、各種記号の入力の仕方など、使い慣れたWindowsとは流儀の違う部分が結構あります。
これまで慣れ親しんでいて、部分的につまづくところがあってお困りなのかと思いお承りした。
しかし、実際には一から教わりたいとのことで、それならば今後も安心して使える様にパソコンで覚えてはどうかとご提案差し上げたのですが、どうしてもこのワープロを使いこなしたいとのこと。
覚悟を決め、1時間の授業で可能な限りのお悩みを解決させて頂きました。
大分古い製品なので、メーカー公式サイトでも取扱説明書に辿りつけず。
それでも問題を一つずつ解決できたのは、やはり、基礎が身に付いていたからっ。
ワープロからパソコンを使用することが当たり前の時代、技術の進歩によって便利になりましたが、機器の性能や機能に制約があるとしたらどうやって実現しただろうか。そんな風に逆算して考えてゆくと、割と機能の呼び出し方や使い方が分かってくるものです。
流石に、生徒皆さんにワープロ専用機も使える様になって欲しいなど微塵も思いませんが、パソコンだって、意味を理解して扱っていれば、未経験の機能なども探りさぐり扱えるもの。各操作手順を丸暗記しなくても良くなるものです。
「手順を丸暗記」するのでなく「意味を理解する」。パソコンの学習においても是非心掛けてみてください。
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