パソコンの調子が悪い時の初手と言えば……。
動作が重たい、エラーメッセージが出るなど、パソコンの調子が悪い時は「取り敢えず再起動してみよう」と思いますよね。
そして、古くからパソコンを使っている人の感覚では「まずは電源を切って、数秒~数分したら電源を入れ直そう」という動作を「再起動」と呼んだりして。
実は、近年のWindows機における、この「シャットダウン後の電源ON」は、私達の望む再起動とはなっていないのです(標準設定の場合)。
Windows8から採用された「高速スタートアップ」という仕組みによって、以降のパソコンでのシャットダウンは、システムの一部情報を保存しておいて、次回の起動を速くします。
この為、シャットダウンでは不調の原因となっている情報も引き継いでしまう場合があるのです。
パソコンの調子が悪い時こそ、「シャットダウン」ではなく「再起動」を選択してくださいねっ。