74歳。初めて家族にLINEで写真を送れた日

74歳。
初めて家族にLINEで写真を送れた日
教室に通われている、74歳の生徒さんのお話です。
最初に教室へ来られた頃は、
「LINEは電話しか使ったことがないの」
と、お話しされていました。
ご家族やお孫さんから写真が送られてくることはあっても、ご自身から写真を送ったことは一度もなかったそうです。
写真を送りたい気持ちはあったものの、
- 押し間違えたらどうしよう
- 知らない人や違う人に送ってしまったら困る
そんな不安があり、なかなか挑戦できなかったそうです。
何度でも、一緒に練習しました
教室では、スマートフォンを実際に操作しながら、LINEで写真を送る方法を何度も練習しました。
最初は、ひとつずつゆっくりと進めます。
間違えても大丈夫です。
途中で分からなくなったときは、最初に戻って一緒に確認します。
一度で覚えられなくても大丈夫。
同じことを何度聞いていただいても大丈夫です。
少しずつ練習を重ねるうちに、写真の選び方や送り方が分かるようになっていきました。
ご自宅から初めて写真を送信
そしてある日。
ご自宅で育てているきれいなお花をスマートフォンで撮影し、ご自身の操作でお孫さんへ送ることができました。
すると、お孫さんからすぐに返信が届いたそうです。
「おばあちゃん、ありがとう!
きれいなお花だね」
次の授業の日、生徒さんが教室に入ってくるとすぐに、
「先生、返事が来たのよ!」
と、とても嬉しそうにお話ししてくださいました。
そのときの笑顔が本当に素敵で、私も自分のことのように嬉しくなりました。
スマホを覚えた先にあるもの
スマートフォンやパソコンは、ただ操作を覚えるためのものではないと思っています。
今までできなかったことが、自分でできるようになる。
そして、その先に家族との会話が増えたり、誰かとつながる楽しさが生まれたりします。
今回の出来事を通して、スマートフォンは人と人をつないでくれる道具なのだと、私も改めて感じました。
小さな「できた!」が、毎日をもっと楽しくしてくれる。
そんな瞬間を、これからも生徒さんと一緒に増やしていきたいと思います。
「私にもできるかな」と思っている方へ
スマートフォンやパソコンは、最初は分からなくて当然です。
「こんなことを聞いてもいいのかな」と遠慮する必要もありません。
当教室では、お一人おひとりのペースに合わせて、分かるまで丁寧にお手伝いしています。
まずは、今困っていることや、できるようになりたいことをお聞かせください。
パソコンやスマートフォンを覚えることだけが目的ではなく、
「できた!」という喜びを一緒に増やしていくこと。
それが私たちの教室です。
次回の「人生が変わる物語シリーズ」
ネット予約ができるようになって、旅行がもっと楽しくなりました。
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