教室ブログ

バッテリーの中で起きていること

スマホやタブレット、ノートパソコンの多くには「リチウムイオン電池」というバッテリーが使われています。このバッテリーは、中で「電気を生み出すための化学反応」が起きることで、機器を動かしています。ところが、気温が低くなると、この化学反応の動きが鈍くなってしまいます。
その結果、

• 同じ残量でも、取り出せる「力（電圧）」が弱くなる
• 本当はまだ残っているのに、「残量が少ない」と判断されてしまう

こうした理由から、寒い場所ではバッテリー残量が急に減ったように見えるのです。

よくある「冬のバッテリーあるある」

• 外に出た途端、残量表示が大きく減る
• 屋外で使っていたら電源が落ちて、室内に戻るとまた電源が入る
• 充電しても、なんだか減りが早い気がする

こういった症状は、バッテリーの劣化だけでなく「気温の低さ」も大きく影響しています。

冬場にバッテリーを少しでも長持ちさせるコツ

• カバンやポケットの中に入れておき、むき出しで寒気にさらさない
• 車内や玄関など、冷えやすい場所に長時間放置しない
• 屋外で長く使うときは、こまめに画面を消しておく
• 充電は、なるべく暖かい室内で行う

それでも「充電しても1日もたない」「残量がすぐ1ケタになる」などの症状が続く場合は、バッテリー自体が劣化している可能性もあります。

気になる方はご相談ください

バッテリーは消耗品でもあります。「バッテリーの減りが早い気がする」「この状態って普通？」など、気になることがあれば、いつでもインストラクターにご相談ください。
普段の使い方を伺いながら、買い替え・バッテリー交換・設定の見直しなど、
どの選択が良さそうか一緒に考えていきましょう。