習ったときはできたのに忘れてしまう方へ|一人で試す復習の進め方

こんにちは!パソコン教室わかるとできる高島平校インストラクターの浅木です。
説明を見ながらならできたのに、あとで一人になると手が止まる。「さっきは分かったはずなのに」と、がっかりしてしまうことはありませんか。パソコンの学習では、画面を見て分かることと、自分で次の操作を選ぶことに、少し違いがあります。
復習するときは、説明をもう一度見る時間に加えて、短い課題を自分で試す時間を作ってみましょう。止まった場所を確かめ、同じ課題をやり直し、最後にできたものを確認します。今回は、覚えたことを試すための小さな練習を紹介します。
「分かった」を、短い作業で確かめてみます
説明を見ているときは、次に押す場所や入力する文字が案内されています。一人で行うときには、「何を開くのか」「今どこを選んでいるのか」「次に何をするのか」を、自分で確かめながら進めることになります。
そこで、復習の最初に、習った中から短い作業を一つ選びます。例えばWordで文字入力と保存を習ったなら、「2行の案内を書き、練習用フォルダーへ保存し、もう一度開く」を課題にします。文書作成のすべてを試そうとしなくて大丈夫です。
課題の終わりは、できるだけ目に見える形で決めます。「Wordを復習する」よりも、「短い案内を保存して開き直せたら終わり」とした方が、どこまでできたかを確認できます。

説明を見直すことも大切ですが、見終わった直後に同じ画面を閉じてしまうと、一人でできる部分と、もう一度確認したい部分を区別しにくくなります。全部を覚えたか試すテストと思わず、今の自分の確認場所を探す練習と考えてみてください。
まずは、見本と同じ条件で一度やってみましょう
最初の再現練習では、内容や手順をいくつも変えないようにします。文字入力を確かめたいのに、初めて使う写真や表まで加えると、どの操作で止まったのかが分かりにくくなるためです。
例として、次の短い案内を入力してみます。「読書会のお知らせ」「11月8日 午後2時から」。これは練習用の架空の案内です。実際の催しを調べたり、参加者へ送ったりする必要はありません。
習った方法で文書を開き、2行を入力し、決めておいた練習用の場所へ保存します。ファイル名は「練習_読書会案内」など、自分で見分けられる名前にします。仕事や地域活動で使っている本番の資料ではなく、練習専用の文書を使いましょう。

文字を打てたら、「見本の漢字や日付と同じか」「不要な文字が入っていないか」を見ます。保存できたら、保存先とファイル名を確認します。一つの作業でも、入力の結果と保存の結果を分けて見ると、できたところを具体的に捉えられます。
止まったら、その一か所を確かめます
途中で迷ったら、むやみにボタンを押し続けず、いったん画面を見ます。「保存できない」という言葉だけでは、保存画面の開き方なのか、場所の選び方なのか、ファイル名の入力なのかが分かりません。
例えば、「文字は入力できた。保存する画面は開いた。次にどの場所を選ぶのかで止まった」と分けられれば、見直す箇所が絞れます。教材や自分のメモで、その部分を確認してから続きを試します。
このとき、手順全体をきれいなノートへ書き直す必要はありません。「保存場所の選び方を確認」と短く残すだけでも、次に質問したいことの手掛かりになります。大切なのは書いた量ではなく、止まった場面を自分で区別できることです。

入力が違っていたなら、どの文字から直すかを見ます。見本と画面が違うなら、別のアプリや版を使っていないか、今開いている場所は同じかを確かめます。分からないまま設定をいくつも変えるより、「ここまではできた」と伝えて相談する方が、次の確認につなげられます。
短い課題を一人で試し、復習する進め方を相談できます
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確認したら、同じ課題をもう一度試します
説明を読んで「なるほど」と思えたら、その箇所を含む短い課題をもう一度行います。一回目と同じ条件なら、さっき確認したことを自分で選んで操作できるか、比べやすくなります。
最初から何も見ずに最後までできることを、合格条件にしなくても構いません。途中で教材を見た場合も、「保存先を選ぶところだけ確認した」と分かれば、次の復習に使えます。できなかった部分だけでなく、自分で進められた部分も見てください。
慣れてきたら、題名や日付を一つだけ変えた別の練習を試します。「同じ文字を覚えて入力できた」のか、「必要な操作を使って違う内容も作れる」のかを、少しずつ確かめられます。一度に条件を増やさないことが、迷った場所を見つける助けになります。
最後は、できたものを開いて確かめます
保存の練習なら、保存するボタンを押したところで終わらず、ファイルを開き直してみます。自分が付けた名前の文書が見つかり、入力した2行が表示されれば、練習で目指した結果を確認できます。
もし同じ名前のファイルが複数あったら、どこに保存したものかを確かめます。見つからないときには、また最初から作り直す前に、保存先と名前を振り返ります。復習の目的は作り直す回数を増やすことではなく、どの操作と結果がつながるかを確認することです。

印刷を習ったときは紙面や印刷前の表示、表を作ったときは入力した値や行の対応というように、確かめるものは学んだ内容で変わります。「どこを見れば終わったと分かるか」も、操作と一緒に覚えていきましょう。
家の環境が違うときは、その違いも相談できます
教室と自宅で使うパソコンやアプリが違えば、同じ説明でもボタンの位置や表示が違うことがあります。家で止まったことを、すぐに「忘れてしまったせい」と決めつけなくて大丈夫です。
使っているアプリの名前、どこまでできたか、どの画面で違いを感じたかを分かる範囲で伝えてください。自宅にパソコンがない方も、家での練習が必須だと思わず、教室でどのように確認できるかを相談できます。
高島平校は、映像授業を自分のペースで進め、分からないところをインストラクターに相談できる学び方です。説明を確認して操作し、結果を見て、迷った点を質問する流れを、今の経験に合わせて考えられます。
次の一回で確かめたいことを、一つ残しましょう
復習を終えるときは、「今日は2行を入力して、保存した文書を開き直せた」「次は保存先を自分で選びたい」というように、できたことと次に確かめたいことを短く残しておきます。毎回同じ速さでできる必要はありません。
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