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【初心者向け】ExcelのIF関数で在庫を自動判定する方法|MOS Excel 365対策

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パソコン教室わかるとできる高島平校
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こんにちは!パソコン教室わかるとできる高島平校インストラクターの浅木です。

在庫表を見ながら、残りが少ない商品へ一つずつ「要発注」と入力していませんか。件数が増えると確認漏れが起きやすく、在庫数を直すたびに判定も書き換える必要があります。

IF関数を使うと、決めた条件に合うかどうかをExcelに判定させ、2種類の結果を自動表示できます。今回は「在庫数が10個以上なら在庫あり、10個未満なら要発注」という一つの条件に絞り、式の読み方からコピー後の確認まで進めます。

 

在庫数と判定欄がある表を使います

C列に現在の在庫数、D列に判定を表示する表です。商品ごとの数値は入力済みですが、判定欄は空白にしてあります。

商品名と在庫数が並ぶ在庫確認表

まずルールを日本語で決めます。今回は「C2が10以上なら在庫あり、それ以外なら要発注」です。「それ以外」には9以下の数値が入ります。条件が曖昧なまま数式を作ると、Excelが正しく計算しても仕事のルールと合わない結果になるため、先に基準を確認しましょう。

 

IF関数には3つの要素を指定します

D2セルに入力する式は次のとおりです。

=IF(C2>=10,"在庫あり","要発注")

IF関数の基本形は=IF(論理式,真の場合,偽の場合)です。今回の式は次の3つに分けて読めます。

  • C2>=10:在庫数が10以上かを調べる
  • "在庫あり":条件を満たしたときに表示する文字
  • "要発注":条件を満たさないときに表示する文字

IF関数の論理式・真の場合・偽の場合を3色で分けた式の説明

カンマは3つの要素の区切りです。日本語の文字を結果として表示するときは半角の二重引用符で囲みます。引用符が抜けると、Excelが「在庫あり」や「要発注」を名前として解釈し、#NAME?エラーになることがあります。

 

「以上」は比較演算子>=で表します

10個を在庫ありに含めるため、今回は>=10を使います。>だけなら「10より大きい」なので10は含まれません。基準値ちょうどのデータで結果が変わるため、次の違いを確認しておきましょう。

  • >=10:10以上。10を含む
  • >10:10より大きい。10を含まない
  • <=10:10以下。10を含む
  • <10:10より小さい。10を含まない

在庫が10個の商品を用意して式を試すと、境目の設定を確認できます。実務の表では「10個以下で発注」なのか「10個未満で発注」なのか、担当者間でも言葉をそろえることが大切です。

 

式を下までコピーすると商品ごとに判定できます

D2に式を入力して結果を確認したら、フィルハンドルでD7までコピーします。相対参照のC2は、下へコピーするとC3、C4と自動的に変わり、各行の在庫数を判定します。

IF関数を下へコピーして在庫ありと要発注を自動表示した結果表

PCスタンドは在庫数が10なので「在庫あり」です。ワイヤレスマウスは7なので「要発注」です。結果が期待どおりでも、D列の一つを選んで数式バーを見て、その行のC列を参照しているか確かめましょう。

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よくある間違いを3つ確認します

1つ目は、文字を囲む引用符が全角になっていることです。日本語入力中に記号を入れると全角になりやすいため、数式は半角英数字で入力します。

2つ目は、真の場合と偽の場合を逆にすることです。式を左から「条件を満たしたら在庫あり、満たさなければ要発注」と声に出して読むと見つけやすくなります。

3つ目は、数値が文字列として入力されていることです。見た目が7でも、先頭にアポストロフィがあるなど文字列になっている場合があります。判定が合わないときは、元の在庫数のデータ形式も確認します。

 

IFS関数の記事とは目的を分けています

高島平校では、複数の条件を順番に判定するIFS関数を過去に紹介しています。今回のIF関数は、在庫が基準以上かどうかという一つの条件だけを扱います。最初から複数条件の長い式へ進まず、「条件・真・偽」の3要素を自分で説明できるようにするのが目標です。

判定が3段階以上必要になったときはIFS関数なども選択肢になりますが、条件を増やすほど確認箇所も増えます。まず小さな表で一つの条件を正確に作りましょう。

 

MOS Excel 365対策では式の意味を読めるようにします

Microsoft公式のMO-210技能一覧には、IF関数を使って条件付きの処理を行う項目があります。技能一覧への記載は、試験で必ず出るという意味ではありません。練習では、完成した式を暗記するのではなく、指示文の基準値、比較演算子、真の場合、偽の場合を対応させます。

たとえば「売上が50,000円以上なら達成、それ以外は確認」と指示されたら、=IF(B2>=50000,"達成","確認")と組み立てられます。題材が在庫から売上へ変わっても、考える順番は同じです。

 

自分で練習するときの確認順

最初は3行程度の表に、基準より大きい値、小さい値、基準と同じ値を一つずつ入れます。3種類の結果を確かめてから行数を増やすと、式の間違いとデータの問題を分けて考えやすくなります。

IF関数は仕事で幅広く使われますが、便利だからこそ判定ルールの確認が欠かせません。数式を入れる前に日本語で条件を書く、境目の値を試す、コピー後の参照を確認する。この3点を習慣にしてみてください。

 

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パソコン教室わかるとできる高島平校では、Excelの基本操作から関数、MOS資格対策まで、目的に合わせた学び方をご案内しています。仕事の表でIF関数を使いたい方も、資格取得を目指す方も、今の理解度を確認しながら進められます。

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