あなたの記録メディアはどこから? ~MO~
こんにちは!インストラクターの大林です。
記録メディアの移り変わり、前回はCD、DVDについて紹介しました。
今回は知る人ぞ知るMOについて紹介します。
📀 MOディスク ― ビジネスで信頼されたメディア
フロッピーやCDと並んで、1990年代に注目されたのが MOディスク(Magneto-Optical Disk) です。
見た目はちょっと分厚いフロッピーディスクのような感じです。
◆ MOディスクとは?
– 仕組み:磁気とレーザー光を組み合わせて記録
– 容量:230MB → 640MB → 1.3GB → 2.3GB と進化
– 特徴:繰り返し書き換え可能で長期保存に強い
当時は「安全に保存するならMO」と言われるほど信頼性がありました。
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◆ 主な用途
– 官公庁や病院のデータ保存
– 研究機関や企業のバックアップ
– 写真・DTP(デザイン系)の作業データ保存
フロッピーよりは高価でしたが、プロ用途に強く支持されました。
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◆ 今では…
2000年代後半以降、USBメモリーやHDDの普及で急速に姿を消しました。
現在MOを読み込むには、専用ドライブが必要です。
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✨ MOは「高信頼性の記録メディア」として一時代を築きました。
もし古いMOディスクが眠っている方は、早めにデータ移行を検討するのがおすすめです。
MOじゃないけど、作成したデータをパソコンやUSBメモリに保存してみたい、という方は教室にご相談ください!