【コラム】キャッシュレスアプリの「本人確認」できますか？
みなさん、こんにちは！
コロナ禍になり、より一層「キャッシュレス化」に拍車がかかりましたね。
5～10年くらい前までであれば、「ネットバンキング」でさえも、「怖い」「信用できない」という印象を持つ方が少なくなかったのではないでしょうか。
現に、ここ3～4年の間に、パスワードの使いまわしによるアカウントの乗っ取り事件や、某キャッシュレスアプリでの不正利用事件が記憶に新しいです。
お金とは関係なくても、年に1回は、どこかしらの企業で「個人情報の流出」事件が起きています。
インターネットに繋がっている限り、「絶対安全」「絶対壊れない」という機械やプログラムは皆無です。
そういった不安を、技術者たちは日夜研究し、なんとか安全性を担保する方法を形作ろうとしています。
2021年4月現在、キャッシュレスアプリに銀行口座を紐づけたりする場合には、「本人確認」手続きが必須となりました。
パスワードの設定、メールアドレスの入力、本人確認書類の撮影×3（表裏と厚み）、さらに顔写真も2パターン。
これらを、プログラムが自動的に判別するため、不正をしにくい仕組みとなっています。
ここまでして初めて、キャッシュレスの便利さを享受できるわけです。
筆者のインストラクターとしての経験からすると、この手続きを、スマホやパソコンに不慣れな方、苦手な方が自力で行うのは、限りなく難しいです。
かといって、いつまでたっても人の手を借りていては、キリがありません。
対処法は、ひとえに「基礎の習得」と「練習の積み重ね」、「適切なサポート」を得ることです。
そうすることで、自分の中に軸を作り、「自分で調べて自分で判断する」チカラを身につけられるわけです。