若者の○○離れ
最初からくっついてはいないのでは?清水です。
「若者の○○離れ」という言葉を耳にしますが、若者はいつまでも若者ではないです。当たり前の話ですが若者も10年、20年と年齢を重ねれば若者ではなくなります。つまり、今の若者は離れた訳ではなく最初からくっついてすらいない訳です。
例えば、若者の車離れであれば10年前の若者は今は若者ではないですし、今の若者は10年前は車をそもそも運転ができる年齢ではないこということです。新しい世代になっているのでその新しい世代は最初から離れていった訳ではないという話です。若者の年齢層の幅によっても考え方は変わってくるかも知れませんけどね。そもそも若者って大学生くらいのことを言うのか?曖昧だ。
新しい世代に受け入れられなくなったものは賞味期限が近付いているとも言えると思います。所謂「オワコン」(終わったコンテンツ)というやつです。(この言葉自体がもう15年位前から使われているのでオワコンかもしれませんが)それが悪いことという訳ではないですが、他に選択肢が増えているのであればそちらに流れるのは当然の流れだとも言えます。例えばメディアで言えばテレビなんかも他に選択肢がなかったからこそ私も小学生くらいの頃はかじりつく様に観ていましたが、今はほとんど観ません。私も若者と言える年齢ではなくなり長くなりますが私よりいくつも下の若者世代はそもそも最初からテレビをほとんど観ていないのかもしれません。生まれた頃に既にテレビ以外の選択肢があればわざわざそれを選ばないだろうということです。
今私が思うのは若者のスマホ離れやSNS離れは当分起きないだろうということです。テレビやラジオ、新聞といった一方的に情報を受け取るだけのメディアは既に賞味期限が近付いていて情報を自分から発信をしたり共有ができるものはしばらくは生き残ると思います。人間が生まれ持った承認欲求が満たせるという点がかなり強いからです。世代が変わってもそういった人間としての根本的な部分は変わらない訳ですね。
とは言っても、スマホだって世に出てから既に15年位は経つ訳ですしネットだって一般的に使われだして20年以上は経つ訳です。Lineですら下火になってきているのだから恐ろしい。今調べたら出始めが2011年なので、もう10年以上経つんですね。次々に新しいものが出ている状況で次に何が出てくるか非常に楽しみな所です。全く新しいものができるのか延長線上にあるものとなるのか。一時はやたらと3Dが推されていましたがイマイチ普及しなかった感があります。VRなんかもまだまだ一般的とは言いにくいと思います。
そんなこんなで清水は若者離れしてしまった訳ですが、年甲斐もなく新しいものに目を向けていこうと思います。