こういう情報ほど冷静に。
今、6月のセキュリティアップデートを適用した一部のコンピューターで、Windowsが起動しなくなる不具合が発生しているとのニュースが飛び交っていますね。
パソコンがまったく起動しなくなるとしたら、それは大変だっ。
ところが、どこの記事も引用元が「Microsoft Community」の「Microsoft Agent」バッジを持つモデレーターの投稿を根拠としている様です。
「Microsoft Community」は、あくまでもユーザーの互助フォーラムの性質が強い為、すべてを鵜呑みにする訳にはいきません。
「Microsoft Agent」は、Microsof社側の立場でユーザーを助けてくれる人で、Microsoft社内の人物である可能性もあるようですが、契約を結んだ外部の人物である可能性もある様です。これを根拠に「Microsoftが発表した」と報じるのは少々乱暴な気がします。「Microsoft Community」は、正式な発表をする場所ではないのですから。
とはいえ、今回の件は、緊急性が高いニュースであることも事実。
今回の様に重大な不具合が発生していることが事実である場合は、数日の内に修正版が配布されることが多いので、取り敢えずは、更新プログラムのインストールを控えて、公式の発表を待つとしましょう。